会山行紀行文 2021年
11/20(土)
晴れ
(うらみょうぎ)
裏妙義もみじ谷

1061m
参加者 (紀行文) 2288 M/N
No−93  グレード:C上  16名
 担当リーダー 1630 S/O (男性5名・女性11名) (写真)1234A/B 4567C/D
≪コースタイム≫
新潟駅南口(6:10)=上信道松井田妙義IC=裏妙義国民宿舎(10:00)…もみじ谷(11:00)…三方境(12:00)
…風穴尾根の頭(12:30-13:00)…もみじ谷(14:00-14:20)…裏妙義国民宿舎(15:20)=新潟駅南口(19:20)
≪紀行文≫
〜〜〜裏妙義の岩山と真紅のもみじ谷を堪能〜〜〜

 悪天候予報のため予定を2日前倒し、参加者は8名減になりましたが急遽中型バスに変更して実施しました。

 車内では新型コロナに細心の注意を払いながら、リーダーから秋・冬山に向けた注意事項や来年度山行計画の概要説明がなされました。

 バスが登山口に到着すると旧国民宿舎の大駐車場はほぼ満車、裏妙義の人気の高さを改めて実感しました。 
歩いたコース(クリックで拡大) 
国民宿舎駐車場 スタート地点 Am10:00 スタート

 舗装された林道に沿って進むと右手には槍の穂先の様な岩山が尖って見え、右に折れると「丁須の頭」に向かう様です。

 我々、安全安心の楽山会は最初の分岐を左に折れて三方境方向に進みます。
槍の穂先 林道を左折 登山道のモミジ

 薄暗い杉林を抜けてヘツリ道を進むとV字谷の斜面に真っ赤なモミジが輝く別世界が飛び込んで来ました。

 「紅葉には遅いのかな」と思っていましたが意外な光景に一斉に立ち止まって歓声が上がりました。

 ビューポイント毎に撮影タイムを取り、ゆっくりゆっくりと登りながら朝日に透けるモミジを楽しみました。
別世界 1 歓声が上がった 別世界 2

 2時間ほどで裏妙義の最高峰「谷急山」に分岐する三方境に登り着きました。
三方境の登り 右手の岩山 三方境広場

 ここで小休止して右に折れ、今日の目的地「風穴尾根の頭」に向かいます。

 落葉した樹間に見える目の前のピークが目的の山頂の筈だ、誰もがそう思って最後の力を振り絞るのですがそこは山頂ではありませんでした。
もう少し! 騙された! まだ先なの!

 「この次ですよね!」とリーダーに聞いても「もう少し」と笑っているだけ、特殊詐欺には絶対騙されない楽山会員もここでは数回ニセ山頂に騙され、漸く目的の風穴尾根に到着しました。

 目の前には裏妙義の巨大奇岩の「烏帽子岩」「赤岩」「丁須の頭」が三連続で聳えています。
風穴尾根からの展望 尾根でランチタイム 丁須の頭

 「いつかは」と思いながら金槌の先端部の様な岩山を眺めてランチタイムを楽しみました。

 下山は来たルートを戻り、もみじ谷の第二スポットで大休止、真っ赤なモミジをバックに集合写真に収まったり、エネルギーを補給してから最後の下りにかかりました。
 凄い!
 モミジを堪能  モミジVS楽山女子 

 モミジ堪能の時間が多過ぎたかなと心配していましたが、健脚揃いのメンバーは「下りの楽山」を地で行き、予定時間どおり国民宿舎に下山しました。

 帰路の車中でリーダーから「参加出来なかったメンバーにも見せてやりたかった」との言葉がありましたが、全員が同じ思いでバスに揺られ新潟駅南口へ向かいました。

 裏妙義の絶景を見せてくれたリーダーに、そして今日の山旅を支えてくれたメンバーに大感謝の一日でした。